こまったむくみは酵素で解消

むくみが解消できなくて悩んでいる方、必見です。朝からスッキリした自分に会える方法を考えました。

むくみとはどういう状態?

朝起きて、顔が腫れているようになっていると、それを「むくんでいる」といいますね。実際のところ、むくみとは体の中で何が起こっていることをいうのでしょうか。

体の中の水分が排出されていないのがむくみです。この水分は、体の細胞と細胞の間にある「間質液」で、人の体を維持するのに必要なものです。老廃物を排出する時にも役割を果たします。血流が悪くなった時にむくみが表れますが、血管の中を流れていくはずの間質液が血流に乗らずに、体内に残っているのです。

血流が悪くなる時は、血液中に不純物が溜まって、腎臓が弱ります。水分とナトリウムが排出されずに体内に溜まってむくみが生じた時には、すでに体内の水分は許容量をオーバーしていて、腎臓はかなりの疲れが出ています。むくみは内臓の不調を示すイエローカード、レッドカードなのです。

むくみの原因と理由

むくみの原因は血液のめぐりが悪くなることにありますが、そうなるにはどんな理由があるのでしょうか。血行不良による体の冷え、着圧の強い下着、深酒、不規則な生活、加工品が多く味付けの濃い食事を続けること、精神面の不安、ストレスをためる事、こういったことが、体のむくみや、体調不良にもつながっています。

ありがちなむくみ生活パターン

夜更かしや外食が続き、体に不純物が溜まり、気持ちが不安定になりクヨクヨしている時に、むくみも発生して、さらに気持ちが落ち込んで、スナックなどをやけ食いする……さらにむくみが生じる、ということは、珍しくないことです。

3種類の「水毒」

むくみは間質液とそれに伴う老廃物の排出がされず、体に残っている状態で、これは東洋医学などでは「水毒」とも呼ばれます。これは主に3種類に分けられます。

水分を過剰摂取した時に起こる水毒

ミネラルウォーターをたくさん摂るダイエット法を実践している方もいるのではないでしょうか。水を必要量摂ることは体に大切なことですが、排出させることまでが肝心です。個人差やその時の体調もあり、その水の量が過剰になってしまう時もあります。体を動かすのが苦手、運動不足の人もなりがちな水毒です。水の摂りすぎは胃液が薄まって、胃腸の働きも弱くなります。朝起きたときに顔がむくむのはこのタイプです。

腎臓から塩分や水分が抜けない水毒

疲れが取れない、いつも体がだるいというのは危険なサインです。足がむくんで重だるい方は、腎機能が低下している場合もあります。味が濃く、脂っこい食事、不規則な生活が原因として考えられます。

冷えた体が起こす水毒

冷え性は解消できないものとあきらめている女性は多いかと思われます。冷えは特に女性にとっては体調不良の元になります。冷えは体内のめぐりが悪くなり、汗もかきにくく、生理不順もおきやすく、代謝が悪い状態が続いていきます。

酵素とむくみ解消の関わり

体内に存在する消化酵素と代謝酵素は、血行を良くしてくれます。食事をすると消化酵素が働き、代謝を促します。栄養素がきちんと摂れて、余分な物は排出されると、エネルギー効率の良い体になり、太りにくくなります。もちろん過剰な水分も出ていきますから、むくみも解消され、肌もきれいになります。

腹八分目の良さは、消化酵素も代謝酵素も無駄に使わず、食べたものをまんべんなくエネルギーに変えやすくすることです。消化しきれない食べ物が体内に残ることが少なくなります。いままでより一口ずつ少なめに食べることを続けてみましょう。

むくみを解消するには食物の力を活用

むくみ予防には塩分のコントロールが第一です。少な目の塩分で食事を美味しく食べられるように、だしや食材の風味を感じ取れる味覚を鍛えると、塩分過多にならずに食事を楽しめます。

塩分を体外に排出しやすい食物を取り入れると、さらにむくみを解消できます。栄養素ごとにご紹介します。

サポニン

漢方薬に多く含まれる成分ですが、生野菜や大豆にも含まれます。朝の食事を豆乳入り野菜ジュースにすると効果が期待できますね。

カリウム

バナナを中くらいのもの一本食べるだけで、540mgのカリウムが摂れます。これは成人女性の一日のカリウム摂取目安量の4分の1ほどに相当します。他にも芋や海藻類、ナッツにも多いので、間食やデザートに取り入れると無理なくカリウムが摂れます。

ポリフェノール

紫色の食材に含まれているアントシアニン、お茶にはカテキン、大豆のイソフラボン、これらはすべてポリフェノールです。ポリフェノールは緑茶やコーヒー、カカオ、赤ワインといった、楽しんで飲める飲み物に入っているので、取り入れやすいですね。

ビタミンB1

糖質を分解するのでだるさや疲れを取ってくれるビタミンです。豚肉に多いので、多くの料理に使いやすいです。

ビタミンB6

たんぱく質の分解を助けてくれます。にんにくやバナナ、カツオなどの赤身の魚に含まれます。薬味たっぷりのカツオのたたきは理想的な食べ方です。

ビタミンB1とB6は、血液をサラサラにしてくれる働きをしますので、血行もよくなって冷えが良くなります。

よく、玉ねぎには血液サラサラ成分があると聞きますが、私の経験で、新玉ねぎのサラダにはまって、毎日食べていた時があります。この頃は体に冷えを感じませんでした。食べ物の抗酸化作用を体験で知りました。

食材を組み合わせて摂ると効果大

むくみに効く栄養素が何種類か入った食材を組み合わせて食べれば、一石二鳥も三鳥にもなります。例えばバナナと豆乳のシェイクを作れば、カリウムとビタミンB6とイソフラボンが一度に摂れます。食材に含まれる栄養素を調べて、組み合わせてみましょう。

とっておき情報、むくみに効く漢方薬

漢方薬は飲み続けることで体質を変えていく力があります。漢方薬の効果でむくみにくい体に変えるのも手です。

胃腸が弱い水太りの人に防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

体内に水分をためやすく汗はかくけどむくむ、また肥満の方にもおすすめです。

腎臓が疲れた人に五苓散(ごれいさん)

体内に水分をためやすく、聴力が弱まってきたり、めまいが起こりやすい人は、腎臓が弱ってきた場合があり、そういった方におすすめの漢方です。専門医や薬局などで、一度相談してみましょう。

むくみの発生にはさまざまな要因があり、良くない生活習慣が続くと、むくみやすい体になっていきます。そこからむくみにくい体にするには、まずできることから生活習慣を変えることです。